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ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。

遷都

 11月です。日没が早く感じるようになりました。「本の雑誌」の水鏡子特集は思ったより長く、生来の持論がそのまま掲載されています。段ボールに詰め込まれた本など蔵書と言えない、とかね。ふつうに考えれば、(ミステリかホラーに登場しそうな)「蔵のような書庫を建てる」などという散財は「道楽」そのもの。でも、責任を負うべき、両親/扶養家族がいないのですから、稼いだ金をどう使おうが自由です。文句の言いようがありません(そこが、何となく腹立たしいところですよね)。

 創作は27作目「遷都」です。今回はちょっと趣向を変えています。小松左京の同題の短篇と直接の関係はありません。寓話風の書き方をしていますが、おそらく寓意などないでしょう。どことも知れない世界で、王は人心の離反に悩み、ある思い付きを実行に移すのですが……。

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 いつもと同様、これら作品はMicrosoftのswayを用いて作られています。すべてフィクションです。特定のモデルは存在しません。


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